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スペック
   
全長:   (バッタ)10センチメートル (親方)1,6メートル
住みか:   洞窟の中にあると推測されているが誰も見た者はいない。
食べ物:   (バッタ)見つけたものは手当たりしだい噛み砕く。
出没地   クロカン親方は地元の貧しい人の見方だ。
困った時には助けてくれるが、裏切ると怖い。
性格:   バッタは人間の心を抜かれた屍のようなもの。
親方に操られている。そんな凶暴なバッタにも
ひとつ弱点がある。それは木の根っこだ。
たぶん飢餓の時にいやというほど食べたのを思いださせる
のだろう。
     

クロカンバッタ」は人間がバッタになったような姿をしている。
これは昔、苦しんで成仏できなかった農民たちの恩縁が妖怪という形で今でもどこかの山に潜んでいるんだ。
ストーリーにはこのバッタのボスともいえる怖い人物が出てくるがこいつがこのクロカンバッタを操るクロカン親方だ。
死んでも死にきれなかった魂はこの妖怪の手先となり、人間界に留まる。
今の時代を見ても、ワシらが生きてゆくのに必要な農作物を作っている人達が生活の苦しい田舎から抜け出そうと街に出て、そこで出稼ぎ労働者として細々と生活しているのを見ると、昔から農民は社会の弱者のような気がしてならない。
昔の領主が今の時代では利益にか興味をもたない経営者やギャンブルのように株や為替で一儲けしようとしている投資家に打って変わっただけのことだ。

まだまだクロカン親方の手下が増えるような気がしてならん・・・・




舞台: ラ・ロック・ガジャック
- La Roque-Gageac

ラ・ロック・ガジャックはドルドーニュ地方にある「フランスの最も美しい村」のひとつに選ばれたところだ。
気候は地中海のように温暖だ。ここでは9世紀ごろからバイキングたちの侵略により、村人は要塞を築き、崖の壁面を掘り、すむようになった。
百年戦争(15世紀)、ユグノー戦争(16世紀)の間もこの洞穴城塞は不落の城として有名になった。その後もその周りにお城がたち、今では隠れた観光スポットとして賑わっている。
しかし崖の下に住むなんて勇気がいるのう・・・
天から大地が落っこちてきたんじゃ洒落にならんからのう・・・

手前は今ではホテルとして使われてる Malartrie城

 

 

中世フランスの農民一揆:ジャクリー

 

農民の反乱、「ジャクリー」の由来はその昔、貴族たちが農民のことを軽蔑して使った名称「ジャック」からきている。
なかでも有名なのは百年戦争の時代におきた「ジャクリーの乱」だろう。1358年にフランス各地で勃発した事件だ。
長い戦争の苦しみ、当時流行っていたペストによる人口の減少、その上にのしかかる領主の厳しい取立てによる反乱だ。
この後も幾度もなく農民たちは生活の苦しみに耐え切れず立ち上がったのだ。
まったく歴史はくりかえすとはこのことだ。

このストーリーにでてくるクロカンたちのジャクリーは17世紀から18世紀にかけてフランス南西部ペリゴール地方でおこった反乱のことだ。








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